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電撃小説大賞 一次選考について思うこと

こんばんは、芹澤です。

前回のブログで「電撃大賞」の評価シートについて触れました。

コロナの影響で遅れていましたが、本日お待ちかねの一次通過が発表されました!

★こちらをチェック  http://dengekitaisho.jp/announce_27_02.html 

 

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私は参戦しておりませんが、Twitter上は悲喜こもごもが入り乱れて大変賑やかです。

 

小説大賞に関していえば、応募総数4,355作。そのうち一次通過は436作。

通過率は10%…。なんと狭き門でしょう。

 

ではここで、 

一次落ちを二回、一次通過を二回経験している私から一言述べさせていただきます。

 

 

一次落ちは「運」のせいだけ、とは言えない。

 

 

 

 

 

まず、一次通過作について触れます。

3作のうち2作は使いまわした他の賞においても高次(3次通過以上)に残る作品でした。想像するに、ある程度のレベルに達しているものだったのでしょう。

 

逆に一次落ちの2作は、使いまわして他の賞に応募しても一次落ち。

電撃どころか、そもそも小説として求められるレベルに達していなかったのだと思います。

思い返すと締切ギリギリで書き上げたもので、不完全な状態でした。

 

 

つまり下読みさんはちゃんと見ている。読んでいる。そう考えます。

 

 

中には「そんなはずがない。自分の作品は絶対に面白い。運が悪かっただけだ」と思われる方もいると思います。

自信作ならば、ぜひ他の賞に使いまわしましょう。

もしそこで高次・受賞したのならば、「運」「相性」だったと言えるでしょう。

 

これは自戒を込めて言いますが、「運が悪かった」「下読みが悪い」と決めつけて、なにも分析しないまま放置するのは勿体ないと思います。

受賞作と比べてなにがどう足りていなかったのか、悪かったのか、どうすれば上にいけるのかを考えて突き詰めれば、グン!と成長するかもしれません。

 

俗にいいますね。

本当に実力があるのなら3作以内に結果がでる、と。

ならば「運が悪かった」と言えるのはせいぜい3回まで。

そこからはいかに分析・勉強・成長できるかだと思います。

 

「運」という都合の良い言葉に甘えていては、いつまでも上にはいけません。 

どうしても小説家になりたいのなら、次も頑張りましょう。自分も頑張ります。

 

なにかご質問等ありましたらコメントをどうぞ。愚痴でもいいですよ(笑)

 

追記:こちらの記事もどうぞ!

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